就活(新卒採用篇2)

 

こんちわ。そーぽんです。

前回に引き続き、新卒の就職活動でまず、意識しなければいけないことについて語っていきます。

ポイントは2つ

①ファーストキャリアが決まる
②ポテンシャル採用である(即戦力採用ではない)

今回は、②ポテンシャル採用である(即戦力採用ではない)を解説していきます。

②ポテンシャル採用である(即戦力採用ではない)
学生の皆さんは、アルバイトやインターンなどで社会との接点はもっている方もいますが、会社に所属し、フルタイムで責任ある業務に従事した経験は当たり前ですが、ないですよね。つまり、極論いえば、「仕事したことがない」といえると思います。
その状況の中で、入社日初日に「じゃあ、北米マーケットのA商品に関する来年の販売戦略を考えてきて」とはなりません。つまり、初日から バリバリ働ける=即戦力 になることを期待して採用を企業側はしていません。
企業側が考えていることは、 将来的にバリバリやって”くれそう” と思って内定を出します。”くれそう”=ポテンシャル ということです。
したがって、ポテンシャルを感じる。と企業側に思ってもらえればぐっと内定に近づくということです。というかこれがほぼすべてです。
では、どうやってポテンシャルがあると思ってもらえるか?
企業側でOB訪問等で学生と接してきて思うことは以下。
(全社共通だと思います。少なくとも商社の目線ではあります)

1、話に一貫性がある(論理性含む)

2、自分主語(自分で考えている。自分の言葉で話している)

3、コミュニケーション能力

 

これがすべてだと思います。
それぞれ解説します。
1、話に一貫性がある(論理性含む)
就職活動のESや面接で聞かれることって、以下の3つがすべてです。
・あなた何者?
・なんでこの会社?
・なにしたい?
この3項目をガクチカとか志望動機とか自己PR等でプレゼンしていくわけですが、この3要素が論理的に一貫性があることが重要です。
自身も多数のOB訪問などを受けてきましたが、これができていない学生が本当に多いです。(感覚的に9割超えてます)
例えばですが、
A、自分はこんな体験をした
B、Aの経験でこう感じた
C、Bを経てさらにこういった経験をした
D、A~Cを経てこういうことがしたい!と考えている
E、だから貴社です。
これが論理的に一貫性がある例です。
分解すると
A~C=あなた何者?
D=なにしたい?
E=なぜこの会社?
ということになります。
たとえば、
D=海外でグローバルに活躍したい!
人が
A~C=英語とか全くしゃべれないし、海外行ったことないし、TOEIC受けたことない
となると、完全に論理破綻してますよね。いってることとやってることちがうやーん。
となり、お祈りメールが自動送信されてくる結果になるわけです。
したがって、過去の自分の経験や思ったことを掘り下げ、将来何がしたいか、それできそうなのはどこの会社か?を論理的に一貫性をもって考えることを心がけてください。
2、自分主語(自分で考えている。自分の言葉で話している)
これも本当にできていない学生の方が多いです。最も多い典型例は、御社の○○事業に非常に興味があって~~ とか、御社ってこういった事業投資やASIAでのプレゼンスが~~ といった具合に、企業の説明を企業の人にする学生です。
これは、完全に企業主語の話をしており、まったく自分主語になっていません。繰り返しますが、ポテンシャル採用である新卒採用では、あなたのことを語らなければなりません。当たり前ですが、できていない学生の方がこれも本当に多いです。
過去の経験や感じたことなどを自分で真剣に考え、話しているかどうか。きちんと調べて(間違っていてもいい、自分なりの意見があるか)自分なりに解釈して話しているか。これは、一発で分かります。
当たり障りのない就活本などに頼らず、しっかり自分の半生を振り返り、調べ、考えての就活に臨んでください。
3、コミュニケーション能力
よく就活性の方が勘違いされていることですが、就職活動の面接は
演説ではなく対話
であるということです。OB訪問などでもそうですが、原稿作ってしっかり暗記してきて、覚えてきたことを反復スピーチする学生が目立ちます。努力してるんだなーと思いますが、就活は対話が必要です。
言葉のキャッチボールをしっかりできる。
聞いたことに答える。(これもできてない人多いです)
話の流れに沿って本質をつかんだ質問ができる。
こういった行為を繰り返すことが、対話=コミュニケーション です。当たり前ですが、仕事というのはお客さんであれ社内であれ、相手が何を考えていて、自分は何を伝えなければならないのか、を考えて行動することが必須です。そういったことが、きちんと面接段階でできていなければ、これもお祈りメール自動送信となってしまうので、注意してください。
以上、上記ができていれば、面接をパスできる可能性はぐんと上がります。
なんだか聞いたら当たり前のことですが、これがなかなかできていない人、本当に多いです。
しっかり、自分を見つめて、考えて、調べて、就活に臨んでください!

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